概要：第12回化粧品開発展（COSME Tech）は、原料・OEM・容器パッケージ・研究機器・販促製品・物流など、化粧品の研究・企画開発に必要なあらゆる製品が、一堂に会する国際商談展で、東京と大阪、合わせて年２回のペースで開催されています。

今回、2022年1/12～1/14東京ビックサイトにて開催されました。

今回の来場者数は23,627人で、前年度はコロナの影響もあり、8,314人でコロナ前の水準にまで戻ってきています。（例年25,000人ほどが来場）

展示：化粧品開発展では、OEM、ODM、原料など、アピールするものや、容器・測定機器の展示がありました。容器に関しては、色々な加飾された容器や、詰替えなどの機能性を持たせた容器など、多数の展示がありました。ガラス製品に関しては、エコ容器としてアピールし、底部を肉厚にした新型を展示されている所もありましたが、多くのブースでは、他素材が大半を占めていました。また、海外勢（アジア）の展示もみられました。

気になった他素材

green nano：添加するだけで燃焼時に発生するCO2を大幅に削減し、また様々な成形方法・材質に対応できる日本発の技術

エコエアレスボトル：海洋プラ再生素材75%含有。世界初の海洋プラ再生エコエアレスボトルなどの環境に配慮した製品。

所感：海洋プラスチック問題・SDGｚによるガラスへの期待はありますが、まだまだ、国内では他素材の需要が高いと感じました。ガラスびんは3Rに適する容器としてアピールできる事があるので、他素材に負けないように、色々な媒体を使ってもっとアピールしてく必要があると感じました。