開催日 | 概要 |
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2019年 | 2019年2月15日講演会「グラスの輝きとワイン」 下記の報告書もご覧ください 2019年8月30日講演会「大阪ガラス産業史セミナー」 下記の報告書もご覧ください |
2018年 | 2018年2月23日講演会「灘の蔵元三百年 國酒、日本酒の謎に迫る」 2018年7月27日講演会「大阪ガラス産業史」 下記の報告書もご覧ください |
2017年 |
2017年2月24日 講演会「世界5大ウイスキー」 2017年4月22・23日 大阪硝子工業会後援「大阪エヴェッサVS琉球ゴールデンキングス」 |
2016年 |
講演会「たかが缶、されど缶その秘めたるテクノロジー」 2016年11月3日~5日 視察「宮崎ガラス研修」 |
2015年 |
2015年3月9日 講演会「他素材から考える硝子―光学樹脂編―光学用樹脂材料の現状と今後の課題等」 2015年9月16日 講演会「硝子の未来に夢をのせて -復活請負人から学ぶこと- 2015年11月12日~14日 視察「台湾ガラス工場」 |
2014年 | 2014年3月5日 講演会「他素材から考える硝子 ―紙パック編―」 2014年9月25日 講演会「ガラス製造業に活かす現場起点の行動観察」 2014年10月22~23日 大阪勧業展出展 2014年11月4~10日 ヨーロッパ海外研修 |
2013年 | 2013年3月8日、19日 研修会「管理職研修」 2013年9月13日 講演会「ガラス この素晴しきもの」 2013年10月22~25日 海外視察「タイガラス産業調査団」 |
2012年 | 2012年2月10日 講演会「ガラス工場における安全の心得」 2012年2月21日~23日 視察「香港ガラス工場視察団」 2012年3月16日 講演会「良い人間関係は幸せの条件=良い人間関係をつくる話し方」 2012年6月1日 講演会「若手社員モチベーションアップセミナー」 2012年9月18日 工場見学「新日本製鐵(株)広畑製鐵所」 2012年10月22日~28日 展示会視察「ドイツ・北欧ガラス産業調査団」 |
2011年 | 2011年11月4日 講演会「山村で学んだこと-硝子若人へのメッセージ-」 |
「他素材から考える硝子」をテーマにした第3弾として
株式会社丸山工業所 総合管理室 室長代理 岩本 俊明 様にご講演いただきました。
参加者からの下記のとおり感想とご意見をいただきました。
頂きました貴重なご意見を今後のセミナー運営の参考にさせていただきたいと思います。
他社の製造について知る事が少なく、とても貴重な体験であった。
統計的な内容があり、判り易かった。より技術的な部分も知りたいと感じた。(20代 女性)
時間さえあればもっと様々な事を質問したい!と思わせる内容であった。(20代 女性)
テクノロジーを追求するという事に共感した。それでも需要が減っている事に危機感を持った。(30代 男性)
缶の進化の歴史を見ると、利便性・安全性ともに追求したものが今の形となっている事を知った。
瓶でも同様にさらなる進化を目指さないといけないと感じた。(30代 男性)
缶での工夫を瓶でもさらに考えて行かないといけない。容器としての需要を増やせるようにしたい。(20代 男性)
缶の歴史を見ると、日本人の求める物が作られてきたことが分かった。(hot/iceの自動販売機)容器としての需要が下がってきている中で、今の日本では何が必要とされるのかと考えさせらる内容だった。(20代 女性)
元全日本バレーボール監督柳本氏をお迎えしての講演会では、
130名余りの方々が来場いただき、
参加者からの下記のとおり感想とご意見をいただきました。
頂きました貴重なご意見を今後のセミナー運営の参考にさせていただきたいと思います。
仕事は硝子関係ではなく、誘われてきてみたが柳本監督の話はとても面白かった。
また、いらっしゃる方も気さくに話しかけて下さる。
ぜひまた来たいと思う。
(20代 女性)
休みなので来るつもりがなかったが、柳本監督の話とのことで参加してみた。
最初はガラスの工業会で、柳本監督のセミナーをする理由が判らなかったが、
今日のセミナーの監督業としての話は、会社での部下の育成や、方針決定の話と似ており、
とてもよいものであった。
(50代 男性)
会員外であるが、いつも誘って頂き楽しんで参加している。
(20代 男性)
硝子とは直接結びついた話ではなかったが、「熱い」かたでおもしろかった。
交流会もいろいろな業種の方とお話しできてよかった。
また参加したい
(30代 女性)
業界は違うが、考え方の参考にできる話(目標の明確化、挫折を踏み台に、ふみ
きり・わりきり・おもいきり)等
が聞けて良かった。
交流会も楽しかった。
(20代 女性)
バレーをよく見ていた世代なので興味を持って話を聞けた。
自分の考え方を変える話を聞けて良かった。
ただ実務につながる話をもう少し入れてほしかった。
また今後もスポーツや芸術関係で秀でた人の講演会を企画してください。
(40代 男性)
2015年初めての講演会を大阪市中央公会堂で3月9日開催致しました。
ガラス関係者やメガネを扱う業界関係者などおよそ80名近くの方々に参加頂けました。
「他素材から考える硝子」をテーマにした第2弾として、株式会社トクヤマ・ファインケミカル営業部主席の百田潤二様に、
フォトクロミックレンズについてご講演いただきました。
光によって引き起こされるフォトクロミズムの世界や構造、
フォトクロミックレンズの歴史や特徴、世界的マーケット市場、製造方法などのご講演を頂きました。
ご講演頂いた中で最も興味深かったのは、フォトクロミズムの親規機能である薄膜表面の親水性・撥水性を用いたエッチングに興味を持ちました。
また、硝子関係者にはプラスチックは敵という考えがありますが、互いの良い点を持ち寄ったハイブリットな製品を作っていく考えを持って、
開発・試行錯誤の積み重ねにより、新たなものをつくり世界のニーズに応えていく大切さを学びました。
2014年11月4日~10日にフランスのバカラ博物館、イタリアのVenini社、Massimo Lunardon社を訪問いたしました。
■バカラ博物館(フランス・パリ)
バカラ博物館はパリ市内の閑静な住宅街の中にあり、
周囲には大使館や富裕層が集まるようなエリアにあります。
パリ市内の建物はみな周囲の建物と調和がとれており、町全体に統一感があります。
バカラ博物館も同様で、外観は周りの建物と同じような感じで、通り過ぎてしまいそうになるくらいです。
一方、中に入ると、エントランスは映画祭にでてきそうな赤絨毯に豪華なシャンデリアがあり、まさに別世界でした。
館内には、フランスの国王ルイ18世や、大統領、様々な著名人がバカラ社にオーダーして作らせた様々なガラス製品を見ることができました。
どのデザインも重厚感や透明度が高く、カッティング部分の輝きはとても言葉では言い表せないものがありました。
■Venini社(ベネチア・ムラーノ島)
ベネチア観光は主に本島のサンマルコ広場周辺になりますが、Venini社は本島の北側のムラーノ島にあります。
ベネチアンガラスは工芸技術の流出を防ぐ目的で、技術者をムラーノ島へ隔離したという歴史があります。
そのため、今でも小さな島に多くのガラス工房が建ち並んでいます。
Venini社の玄関はアトリエのようになっており、様々な作品が展示されています。
その中には、安藤忠雄氏がデザインした照明もありました。奥には作業場があり、一連の工程を見学することができました。
ブロー成形では、窯の中から水あめのようにドロドロにとけたガラスをパイプに巻き取り、
それを窯から出してパイプを回したり、コテのようなもので成形しながら形をつくっていく様子をみることができました。
長いパイプを軽々とバトントワリングのように回す様子は、素人がみても圧巻させられました。
一見簡単に回しているように見えましたが、パイプは10kgくらいあるとのことで、
とても重労働できつい作業ということがよくわかりました。作業は2人1組で作業を行っており、一人がブローし、
それを時々先輩職人が確認したり、また次の作業の準備をするなどしていました。作業時は言葉を掛けながらというより、
阿吽の呼吸でお互いの作業をよく見ながらタイミングを合わせて行っているようでした。
■Massimo Lunardon社(ベネチア・ヴィチェンツァ)
ベネチアの中心地から車で1時間くらいの郊外にあるMassimo社を訪問しました。
Massimo Lunardon氏が開いた工房で、14歳からガラスの製作に携わっておられます。
Massimo社の製品は手のひらに収まるサイズくらいのものが多く、デザインもユニークでとてもかわいいのが印象的でした。
■最後に
イタリア人は陽気でおしゃべりで、仕事もゆっくりっといったイメージがありましたが、
この工房での様子をみる限りでは全くイメージと違っていました。みなさん一言も話さず真剣に作業をされており、
一人一人が責任感を持って自分の仕事に徹しているのがよくわかりました。
ベネチアングラスの技術は、こうやって長く伝承され続けてきたんだなと実感することができました。
参加人数 7名
2014年10月22日~23日にマイドーム大阪にて開催された大阪勧業展に出展いたしました。
多種多様な製品・商品が出展され、2日間にわたり活気ある展示会となりました。
大阪硝子工業会としては初めての展示会共同出展で、当会員10社が参加いたしました。
初日は小雨降る中ではありましたが、多くの方にお立ち寄りいただきました。
ご来場頂きました方々にはこの場をお借りして、厚く御礼申し上げます。
皆様から頂いた声を参考にさせていただき、魅力ある商品づくりに今後活かしたいと思います。
今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。
下記社名をクリックすると、各社のパネルをご覧いただけます。
株式会社赤川硬質硝子工業所
浅井硝子株式会社
五鈴精工硝子株式会社
磯矢硝子工業株式会社
オーエムジー株式会社
大和特殊硝子株式会社
日本精工硝子株式会社
株式会社プレミアムグラス
株式会社丸山工業所
株式会社山村製壜所
2014年9月25日、大阪中央公会堂 大会議室にて大阪ガス行動観察研究所 代表取締役兼常務取締役 事業本部長の磯 龍介氏にご講演いただきました。
当日は硝子業界関係者など、合計約80名の方が参加されました。
磯氏は1983年に大阪ガス株式会社に入社され、
その後2001年に大阪ガス行動観察研究所(株)の前身である㈱エルネット企画管理部長、
2007年に同社インタラクティブ・マーケティング事業部長を歴任され、
現在は「現場起点の改善アプローチ」の重要性を一貫した趣旨として、幅広いテーマで講演活動等されておられます。
「行動観察」とは、人が自分で言葉にできる「顕在化領域」や聞き方・引き出し方によって言葉に出来る「浅い潜在化領域」よりさらに深い、
『無意識のため、言葉として聞き出すことは困難であるが、行動を化学的に分析する事によって把握する』のが行動観察の領域との事で、
本人すら気付いていない行動を観察・分析することで、潜在的なニーズやリスク、スキルなどを見える化できるものとの事です。
講演をお聞きする迄は自身が持つ「行動観察」という言葉のイメージから、
製造現場の生産性の向上・改善や商業施設での導線・陳列方法の変更などによる業績改善程度のイメージしか持っていなかったのですが、
実際に講演をお聞きすると人間工学だけにとどまらず、社会心理学や環境心理学などあらゆる見地から、また商品開発などあらゆるフィールドに渡って活用できるものであるという事が分かり、大変興味深いお話でした。
今回のお話をお聞きして、勝手な思い込みによる仮説に基づいて行動を進める事の危うさと、
「徹底的な現場での観察+科学的分析」の大切さを認識する事ができました。
講演会終了後の意見交換会でも講演内容が興味深かったという意見が多く、
日頃とは違う視点から物事を考える良い機会になったのではないかと思います。
今年初めての講演会を大阪市中央公会堂で開催し、
ガラス関係者、容器を扱う業界関係者などおよそ80名近くが参加いたしました。
「他素材から考える硝子」をテーマにした第一弾として、石塚硝子株式会社ペーパーパックカンパニー営業部長の田村亮一様に、
紙パックについてご講演いただきました。
ガラス業界は、歴史の長い会社が多いですが、石塚硝子株式会社様もその1つです。
創業195年の歴史があり、ガラスびん、紙容器、プラスチック容器など、
社名にある「硝子」を超え、容器の総合メーカーとして事業を展開されています。
世界の紙容器事情や、紙容器の構造、製造方法などご講演いただきました。
ご講演いただいた中で最も興味深かったのは、紙容器の構造とその特性です。
「紙」パックといえども、ポリエチレンやナイロン、アルミなどを含む複数の層でできた構造になっており、
ポリエチレンは水分の遮断、アルミは保温・遮光といったようにそれぞれ役割があるということでした。
そして、紙は「骨組み」としての役割があり、紙がない状態だと下膨れのようにたわんでしまうそうです。
薄い紙パックの中に複数の異なる素材が使われ、それぞれきちんと役割があるというのは驚きでした。
パルプが原料の紙に対して、ガラスは組成の組み合わせで無限の可能性を持つことから、
本講演を聴講する前は、比較対象にもならない全く異なる素材であると考えておりました。
しかしながら、紙もガラスも私たちの生活では欠かせない重要な材料です。
材料の特性に優劣をつけて一方的な見方をするのではなく、それぞれの役割を理解することの大切さを学びました。
ご講演後は、活発な質疑応答が交わされ、関心の高さを伺うことが出来ました。 多分野から得られた発想・気づきを生かして革新的なアイデアにつなげられれば有意義だと思いました。
ガラスの誕生は約6000年前 (紀元前3000年) である。王へ捧げる杯や器などに用いられ、その後吹きガラスの誕生により量産化が進んだ。メソポタミアでの誕生から世界各地に広がり、明治時代にはビンの誕生、現在では光ファイバー、自動車、携帯など広く活用されている。
ガラスの特徴として、
1.構造が無秩序である。
2.水や酸に溶けにくく、熱により成形加工が可能である。
3.密度はアルミニウムに近い値である。
4.ガラスの組成調整により屈折率を変えることができる。
5.固いが脆い。
という点がある。
ガラスの配列は、結晶が規則正しい配列をなすのに対し、無秩序である。そのため、熱によりさまざまな形に成形可能である。また、水や酸に溶けにくいが、各種元素を溶かす (粒子を閉じ込める) ことができる。これにより、強化ガラスや、抗菌効果など特殊な効果をもつガラスが実用化された。
屈折率を調整することにより、反射しにくいガラス、反射率の高いガラス、選択的に光を吸収するガラスなど、用途に適したガラスを引き出すことができる。これを応用したものが光ファイバーワイヤーである。
ガラスの欠点は脆さである。ガラス表面の傷や凹凸によりガラスの強度は大きく低下する。指でこすることも例外ではない。しかし、イオン交換により圧縮応力を利用した強化ガラスを用いることでその欠点も克服できる。実例としてスマートフォン、タブレット PC のカバーガラスがある。
◆所感
作花先生のお話を聞く機会を与えて頂きありがとうございました。
そのお話の中でも特にガラスは指で表面をこするだけでも傷がつき強度が落ちてしまうことに興味を持ちました。その欠点を克服するため、パネルはイオン交換により強化されていることが分かりました。
私たちが扱っている製品がどのようなものか、改めて分かり、パネルを見る目が少し変わりました。
①リーダー占有のリーダーシップ
→ 部下に対して、自分が管理する組織全体の方針や戦略、ビジョンを明確に示し、部下を目標達成に向け動機づけ動かすこと。(リーダー個人の働きかけ)
②リーダー分有のリーダーシップ
→ 集団の目標達成に向けて、課題を明確にし、お客様・他部門・上司・部下など関わりのある人々に対して能動的に働きかけること。(チームや組織が必要としている)
GLASSTEC 2012 視察報告
10月22日 17:30 視察メンバー(13名)がデュッセルドルフに到着する。
現地で宿泊。
10月23日 GLASSTEC視察
宿泊先より電車にて移動を行い、am9:00過ぎに現地に到着しました。
まだ朝が早いせいか、思っていたより混雑しておらずスムーズに会場へ向かう事が出来ました。
(後日に調査したところ、訪問者は43000人でその内の半数は海外からの訪問者、また訪問者の
2/3は経営者トップクラスの方が来場されていた様です。)
視察メンバーは、現地にて各々に別れて行動し、興味のあるブースへの見学を行なった。
お昼頃には、来場者も多く活気が出てきていました。
流石に、ガラス部門では世界で最も重要な見本市と謳われているだけにデュッセルドルフ・トレード・フェア・センター内に有る
17フロアー中9つのフロアーを使用し壮大な規模での展示会場でした。
ブース数は、1162ブースで大きく分けて ガラスの搬送、建材目的、太陽光、ガラス製造(生地)から成り立っており、
中でも超大板ガラス(4メートル角以上有ったのでは)
の搬送から切断設備のデモを行なっているブースには圧倒されました。
それぞれのブースでそれぞれのアイデアの競い合いは活気が有って、ある意味、訪問者に勇気を与えてくれる場にも感じます。
また、日本企業のブースや、数多くの日本人も来場されており、改めて注目されている展示会だという事を知る場だと感じさせられました。
各自の目的は違えども、ガラスに関わるメーカーとしてこれだけの規模の展示会を見学できる事は非常に有意義な1日である事と感じます。
一部ではガラス離れが進む中、こういった世界規模のガラスの展示会に出席できる事によって、
新たな気持ちでガラスと向き合う場となりそれが勇気となり、今後とも継続的に視察出来るように社業に取り組みたいと各自が感じた事と思います。
平成24年9月18日(火)
ホテル阪神を出発し、バスで2時間大阪硝子工業会と大阪硝子製品協同組合との初のコラボレーションにより
新日本製鐵(株)広畑製鐵所様を産業工場見学として訪問させていただきました。
兵庫県姫路市の山陽電鉄網干線「広畑駅」を最寄り駅とする東西3km、南北3km
面積約600万㎡を有する日本を代表する製鉄所であります。
製鐵所全体のアウトラインをビデオ上映および工場管理者様より丁寧にご説明を受け、
その後、この製鐵所における主たる工程のひとつである
圧延工程(熱延ライン)と平成16年より竣工・稼働されておられるタイヤガス化リサイクル施設
にご案内いただきました。圧延工程は、鋼の塊を加熱して薄く延ばしていく工程。
タイヤガス化リサイクル施設は、タイヤをガス、油、カーボン、鉄、ワイヤーに乾留・熱分解する施設。この施設で現在ほぼ100%のリサイクル
をされ、自社の原材料として再投入活用されておられるとのこと。
なお、圧延工程は、当日あいにく工程設備の保全メンテナンスの日程になってしまい、東西方向に長く、燃えるような鋼板の
流れをみることができず、工程の流れに伴う設備の配置を高い見学通路添いに拝見することになりましたが、
さすがに年間260万トンの生産量のある製鐵現場であり、次回またなんらか機会があれば、ぜひ見てみたいと思わせる
巨大な工程ではありました。協力会社社員を含め広畑製鐵所に12,000人在社されていた最盛期に比し、現在は10分の1約1,200人の在社人員と
お聞きし、設備投資による省力合理化の成果と思われる一方、中国メーカーの台頭など経営環境、時代の変化かと
感じさせる見学でありました。
広畑製鐵所の方々には、丁重に受入および見学ご案内をいただき、有り難く、感謝申し上げます。
復路想定外の交通受渋滞に遭いながらも、若干の予定時間遅れ程度にて無事ホテル阪神に到着し、
意見交換会が開催されました。
硝子工業会と硝子製品協同組合との初の共同見学会であり、非常に活発な交流が行われ、工場見学の体験と
ともに、日頃とは違う視点から物事を考える非常によい機会になったのではないかと思います。
平成24年6月1日(金)当会主催の講演会及び意見交換会を中国新名菜【敦煌】にて元日本耐酸壜工業株式会社専務取締役川地文雄様を講師にお迎えし、
当日は、大阪硝子工業会に携わる方など若手社員を中心に約60名の方の参加となりました。
まず冒頭 当会の田邊会長(株式会社赤川硬質硝子工業所 代表取締役)の挨拶の後、川地様の講演が始まりました。
川地様はご自身の経験談を交えながら「やる気」の考え方をお話しいただきました。
「やる気」には外部からの動機つけと内発的動機つけがあり、外部からは昇進・昇格・昇給・教育等一時的なもので、内発的(自分でやる気を
起こす)には『目的と目標』が大切だとのこと、御自身では10年単位で目標をたてその目標に対しどのようにクリアするか考えて行動するように
心がけ行動していたとのこと。
会社は誰のものかを考え、自分の為に会社をどのようにするかを考え、目標に向けてどういう風に生きるかを考えて行動することが大切だと
お話いただきました。
講演会後の意見交換会では各テーブルごとに、「やる気(モチベーション)アップのために必要なこと。また、それを維持するために必要な
こと」をテーマに意見交換をして各テーブル2名ずつ壇上に上がり発表して頂きました。
講演会の内容をふまえ、各々に自分の意見を述べていただき、最も優れたグループには会長賞の授与もありました。